TikTok広告ライブラリで日本の広告は見れる?

TikTok公式の広告ライブラリを開いても日本の広告が見つからず、競合調査が止まることがあります。無料で見られる範囲と、日本の配信中広告を配信期間・推定コストつきで見られる範囲は別物です。この記事では、公式で見られる範囲、日本の広告の見方、公式との違い、料金と試し方を整理します。

TikTok広告の競合は、どんな調べ方ができるのか?

TikTok広告の競合は、どんな調べ方ができるのか?

無料で使えるのはTikTok公式のTop Ads(Creative Center)と広告ライブラリです。日本の配信中の広告を、配信期間・推定コスト・再生数つきで横断して見たい場合は、動画広告分析Proのような有料のデータベースが選択肢になります。

ここでいう「広告ライブラリ」は、TikTok公式のツールのことです。

無料で使える公式ツールはTop Adsと広告ライブラリの2つ

公式の無料ツールは、役割の違う2つです。

  • Top Ads(Creative Center): 人気の広告を、地域・業種・目的などで絞り込んで探すツール
  • 広告ライブラリ: 主に欧州で配信された広告を、広告主や配信日、リーチなどとともに確認できるツール

どちらも費用はかかりません。まず公式で全体の雰囲気をつかむ使い方に向いています。具体的に何が見られるかは、次の章で整理します。

手作業でアプリを見る調べ方と、その限界

TikTokアプリで競合のアカウントを開き、投稿や広告らしき動画を目で追う方法もあります。費用はかからず、競合の見せ方の雰囲気は伝わります。

一方で、手作業には限界があります。

  • 広告と通常投稿の区別が、画面からは付けにくい
  • 配信期間や推定コスト、再生数を一覧で比べにくい
  • 競合や媒体が増えるほど、調べる手間がそのまま膨らむ
  • 見つけた広告のナレーションや遷移先LPを、手で書き起こして控える作業が続く

1社なら続けられても、複数の競合を継続的に追う段階では、調査の時間が企画や提案の時間を圧迫しやすくなります。

日本の配信中広告を横断して見るなら有料データベースという選択肢

動画広告分析Proは、主要15媒体の広告クリエイティブを集めたデータベースです。日本の配信中の広告を、媒体をまたいで検索できます。

媒体ごとの本数にも違いが出ます。DBで美容医療の一商材を数えると、媒体別の本数は次のとおりです。

  • Instagram: 3,443本
  • TikTok: 1,433本
  • Facebook: 1,395本
  • YouTube Shorts: 136本
  • YouTube: 52本

同じ商材でも、媒体によって出稿の厚みはまったく違います。TikTokだけを見ていると、競合が実際にはInstagramやFacebookに重心を置いている場合も見落とします。1媒体だけでは全体像が見えないことが、横断して見る理由です。

TikTokのTop Adsと広告ライブラリでは、何が無料で見られるのか?

TikTokのTop Adsと広告ライブラリでは、何が無料で見られるのか?

Top Adsは、TikTok上で人気の広告を、地域や業種などで絞って探せる無料のツールです。広告ライブラリは、TikTokが公開している広告の透明性のための無料の検索ツールで、主に欧州などの地域で配信された広告が対象です。

どちらも仕様は更新されます。日本の広告がどこまで見られるかは、公式ページの現行の記載で確かめられます。

Top Adsで見られる指標と、地域・業種の絞り込み範囲

Top Adsでは、広告の動画を見ながら、次の条件で絞り込めます。

  • 地域(国・地域の選択)
  • 業種
  • 広告の目的
  • フォーマット
  • 期間

反応の指標は、実数ではなく相対的な形で示される仕様です。人気広告の傾向をつかむのに向いており、特定の広告主の全出稿を網羅して追うための画面とは性格が違います。

日本の広告が選択肢に含まれるかや、業種の粒度は、公式画面の現行の選択肢で確かめられます。

広告ライブラリの対象地域と検索できる内容

広告ライブラリでは、広告主の情報や配信日、大まかなターゲティング、リーチを確認できます。対象地域は主に欧州などで、地域の規制にもとづく公開が出発点になっています。

そのため、日本向けの競合調査では、検索しても期待した広告が出てこない場合があります。対象地域は公式ページの現行記載で確認するのが確実です。

公式ツールだけでは分からないこと

公式画面から読み取れる項目と、読み取れない項目を分けて整理します。

読み取れるもの:

  • 広告のクリエイティブそのもの(動画や見せ方)
  • 業種や目的ごとの人気の傾向
  • 相対的に示される反応の指標

画面からは読み取りにくいもの:

  • 日本の配信中広告の配信期間の長さ
  • 推定コストや再生数を並べた比較
  • ナレーション全文や、遷移先LPの内容
  • TikTok以外の媒体を含めた、競合の出稿全体

公式は、TikTok内で人気の広告を知る入り口として便利です。日本の配信中広告を項目つきで追う用途では、別の手段が必要になります。

日本で配信中のTikTok広告を見られるツールはあるのか?

日本で配信中のTikTok広告を見られるツールはあるのか?

動画広告分析Proは、TikTokを含む主要15媒体の日本の動画広告を、日次更新のデータベースで横断検索できます。

主要15媒体を日次更新のデータベースで横断検索できる

収録している媒体は次のとおりです。

  • YouTube/YouTube Shorts
  • TikTok/Instagram/Facebook/X
  • Google/Yahoo/SmartNews/Pinterest
  • Pangle/LAP/Jimoty/ChatGPT ほか

媒体ごとに日次で更新しており、新しく出稿された広告も追いかけられます。収集した公開広告のデータベースなので、日本の広告のすべてを網羅するものではなく、競合の傾向を探す材料として使う位置づけです。

1本ごとに見られる項目

広告1本ごとに、次の項目を確認できます。

  • 広告文
  • ナレーション全文
  • 動画の尺
  • 配信期間
  • 遷移先LP
  • 推定消化額
  • 再生数
  • いいね率

縦型か横型かといった縦横比も保持しています。ナレーション全文があるため、動画を何度も見返して手で書き起こす作業を減らせます。

実際の見え方の例(1本の広告データ)

データの見え方の例として、1本の広告は次のような情報になります。

  • 動画: 56秒の縦型
  • 配信期間: 4日
  • 推定コスト: 4,440,000円
  • 再生数: 370万
  • いいね率: 0.04%

「推定コスト」は推定値で、実際の広告費とは別です。こうした数字を並べると、配信期間が長い広告に共通する尺や構成、訴求などから、仮説を立てやすくなるのが利点です。成果の理由そのものまでは、数字だけでは断定できません。

TikTok公式ツールと動画広告分析Proの違いは何か?

TikTok公式ツールと動画広告分析Proの違いは何か?

公式は、無料でTikTok内の広告を見る道具です。動画広告分析Proは、TikTokを含む15媒体の日本の配信中広告を、配信期間・推定コスト・再生数・遷移先LPつきで横断して見る有料のデータベースです。

対象媒体・地域・項目・料金で比べる

TikTok公式(Top Ads・広告ライブラリ)

  • 対象媒体: TikTok
  • 地域: Top Adsは地域を選んで絞り込み。広告ライブラリは主に欧州などが対象
  • 見られる項目: Top Adsはクリエイティブと相対的な反応指標、広告ライブラリは広告主や配信日、リーチなど
  • 料金: 無料

動画広告分析Pro

  • 対象媒体: 主要15媒体
  • 地域: 日本の配信中広告
  • 見られる項目: 広告文・ナレーション全文・尺・配信期間・遷移先LP・推定消化額・再生数・いいね率
  • 料金: 全媒体見放題で月額6万円(税抜)〜

公式にも動画広告分析Proにもできないこと

どちらのツールでも、競合のCV・売上・CPAは分かりません。広告が成果を出した理由も、数字から断定できません。見えるのは、公開されている広告のクリエイティブと、配信期間・再生数・いいね率といった記述的な情報です。

動画広告分析Proは、他社の公開広告を集めて分析するデータベースです。調べる対象は競合の広告であり、お使いのTikTok広告アカウントとつないで配信データを集計したり、レポートにまとめたりするためのツールではありません。自社の成果は広告管理画面で、競合の見せ方はデータベースで、と役割を分けて使います。

公式で足りる場合と、足りない場合の分かれ目

公式で足りるのは、次のような場面です。

  • TikTok内で人気の広告の傾向を、無料でざっと知りたい
  • 業種や目的ごとのトレンドを眺めたい

日本の配信中広告を調べるなら、次のような目的でデータベースが向いています。

  • 配信期間の長い広告を探し、台本や訴求を分解したい
  • 推定コストや再生数を並べて、競合の力の入れ方を比べたい
  • 遷移先LPまで含めて、広告からLPまでの流れを見たい
  • TikTok以外の媒体も同じ画面で追いたい

公式ツールでは見られない日本の配信中のTikTok広告を、配信期間・推定コスト・再生数つきで実際に検索してみてください。7日間無料トライアルを開始する

7日間無料トライアルで自社の競合広告を確認できます。

動画広告分析Proの料金はいくらで、無料トライアルはどう使うのか?

動画広告分析Proの料金はいくらで、無料トライアルはどう使うのか?

全媒体見放題で月額6万円(税抜)〜です。初期費用は要問い合わせで、7日間無料トライアルがあります。

3プランの月額料金(税抜・税込)

3つのプランの月額料金は次のとおりです。

  • 60,000円(税込66,000円)
  • 90,000円(税込99,000円)
  • 150,000円(税込165,000円)

初期費用と7日間無料トライアルの考え方

初期費用は要問い合わせです。契約前に、7日間無料トライアルで使い勝手を確かめられます。

まずは競合ジャンルで検索し、気になる広告を開くところから始められます。

トライアルで最初に確かめたい3つのこと

トライアルの7日間では、次の流れが現実的です。

  • 自社の競合ジャンルでTikTok広告を検索する: 見たい業種や商材で、配信中の広告が出てくるかを確かめる
  • 配信期間の長い広告を開く: 台本、訴求、尺を確認し、共通点をメモする
  • 遷移先LPまで見る: 広告からLPへの流れを追い、訴求のつながりを確かめる

3つ試すと、公式ツールで足りない部分が自社の業務で本当に必要かどうか、手を動かして判断できます。

調べた競合のTikTok広告は、どう活用して企画や提案に落とすのか?(代理店の事例つき)

調べた競合のTikTok広告は、どう活用して企画や提案に落とすのか?(代理店の事例つき)

配信期間の長い広告の台本・訴求・遷移先LPを分解し、自社の企画や提案の型にします。

配信期間の長い広告の台本・訴求・遷移先LPを分解する

長く配信されている広告は、少なくとも配信を続ける理由があったと考えられます。そこで次の3点に分けて見ます。

  • 台本: 冒頭のフック、展開、締め方
  • 訴求: 何を強みとして打ち出しているか
  • 遷移先LP: 広告で約束した内容を、LPでどう受けているか

分解した結果は、企画書や提案資料の「型」として再利用できます。成果の理由は断定できないため、「この型を試す仮説」として使います。

MCP連携でAIツールから競合広告DBを自然言語で検索する

動画広告分析Proは、MCP(Model Context Protocol)に対応しています。ClaudeやChatGPTなどのAIから、自然言語で当社が保有する他社(競合)の広告クリエイティブDBを検索・分析できます。競合広告の遷移先LPのテキストを取得して分析することも可能です。

MCP連携は有料オプションです。検索の対象は当社DBに集めた他社の公開広告で、お使いの広告アカウントではありません。

代理店3社の事例に見る使い方

動画広告代理店を中心に、競合広告の活用事例が公開されています。

  • 株式会社ゼネラルリンク: 競合の勝ち筋を毎日ひろい、クリエイティブの再現性を高めた動画広告代理店の使い方です。事例を読む
  • 獲得型広告代理店A社: 台本の文字起こしで競合の型を分解する使い方です。はじめての業界の案件で、最初の1本の根拠をつくる場面が取り上げられています。事例を読む
  • 株式会社AX: 制作前の参考リサーチを速くした使い方です。MCPで遷移先LPまで調べる流れを紹介しています。事例を読む

いずれも1社ごとの使い方なので、自社の案件に近い事例から読むと参考にしやすくなります。事例の媒体や案件は記事ごとに異なるため、詳細は事例記事で確かめられます。

まとめ: 公式ツールの範囲を踏まえて、日本の配信中のTikTok広告を調べるために

まとめ: 公式ツールの範囲を踏まえて、日本の配信中のTikTok広告を調べるために
  • 公式のTop Adsと広告ライブラリは、無料でTikTok内の広告を見る道具です
  • 日本の配信中広告を、配信期間・推定コスト・再生数つきで横断して見るなら、有料のデータベースが向いています
  • 競合のCV・売上や成果の理由は、どちらのツールでも分かりません
  • 見つけた広告は、台本・訴求・LPを分解して企画や提案に活かせます

自社だけで全媒体の競合広告を手作業で追うのは、負担が大きい作業です。まずは動画広告分析Proの7日間無料トライアルで、自社の競合ジャンルのTikTok広告を検索してみると、公式ツールで足りるかどうかを自分の目で確かめられます。

TikTok以外の14媒体も同じ画面で横断検索できます。料金は全媒体見放題で月額6万円(税抜)〜です。

トライアル前に料金・MCP連携・自社での使い方を相談する

自社でも同じように使えるかは、トライアルの前に確認できます。料金・MCP連携・自社での使い方を相談できます。

導入事例:株式会社AX|制作前の参考リサーチを一気に速くした使い方 事例を読む


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